血の轍131話ネタバレ!静子のアルバムを見た静一は?

  • 2022年10月24日
  • 2022年10月24日
  • 漫画

この記事では、「血の轍131話ネタバレ!静子のアルバムを見た静一は?」というタイトルでまとめていきます。

9月22日発刊の『ビッグコミックスペリオール(小学館)』にて血の轍130話が掲載されました。

嵐が迫るなか、言われるがままに静子の家に泊まって行くことになった静一。

同じ部屋で眠りにつこうとする中で、ふと静一は離婚後の静子の生活がどのような暮らし出会ったかを聞いてみました。

静子は色々な仕事を転々としながら孤独に暮らしてきたことを知りました。

孤独な暮らしのなかで、静子はふとしたときに蓋をしていた静一との記憶を思い出したのです。

そんな過去の生活を話終えた静子は、大事に取っておいた静一のアルバムを彼の元に持ってくるのでした。

そんな血の轍130話の続きは、10月14日発売予定の『ビッグコミックスペリオール(小学館)』にて続けて掲載されました。

続きが気になる方も多いと思うので、ネタバレ確定速報として次の展開を考察してみましょう。

>>血の轍最新話ネタバレはこちら

血の轍131話ネタバレの考察

130話では、静一の子どもの頃の写真が収められているアルバムを静子が見せようとするところで話が終わりました。

131話では、アルバムを見た静一の心情の変化がポイントになってきます。

そこでアルバムに関する情報を整理したうえで、続きを考察してみましょう。

 

血の轍131話ネタバレの考察|静子にとってのアルバムとは?

まず静子にとってのアルバムとはどんなものかを確認しましょう。

122話「轍」で出てきた通り、静子は静一の連絡先と写真のアルバムだけ大事に持って街中を徘徊していたのです。

おそらく認知症を患っているにもかかわらず、とても大事に持っていたのですから、彼女にとってかけがえのないものであることに違いありません。

104話「審判」の流れをみる限り、静一の母親を止めると言った手前、既に捨ててしまっていてもおかしくないものかと思っていました。

それでも捨てられなかったということは、やはり静子にとっても静一は特別な存在であり、切っても切り離せない共存体であるということなのだと思います。

今回の話で重要なアルバムは、静子が静一へ強く依存していることを如実に表すアイテムなのだと感じられました。

 

血の轍131話ネタバレの考察|過去のアルバム登場シーンは?

過去の話の中で、アルバムや写真が出てきたシーンはあったのでしょうか。

実は、単行本の1巻から4巻の巻末には静一の 幼少期のアルバムが掲載されています。

生まれた時から小学校の入学式までの写真が複数ページに渡って多数載っていました。

それだけにとどまらず、よく見てみると単行本の表紙もアルバム写真の一部を切り取ったものが多いことに気づきます。

作者が単行本の巻末情報としてアルバムの写真を載せていたことを考えると、作中におけるアルバムの重要性がなんとなく見えてくる気がします。

また単行本の巻末や表紙だけでなく、作中でも写真が登場するシーンがあります。

例えば静一が自分の過去を振り返るシーンの一つである79話「自覚」の回想シーンでアルバムの写真が出てきました。

この回想は、しげるが崖から落ちた事件を警察と現場検証をしていく中で、静一が幼少期に静子に崖から突き落とされる過去を思い出した場面です。

この時、静一は過去の写真たちに背を向け「ママ、僕は、あなたのことが、世界で1番嫌いだ。」として、過去の静子への嫌悪感を強く表すシーンとして非常に印象的でした。

 

血の轍131話ネタバレの考察|静一はアルバムを見てどうなる?

では静一は静子が取り出してきたアルバムを見てどのような反応をするのでしょうか。

先ほどの考察の通り一度は背を向け「大嫌いだ」としたアルバムの静子の姿と正面から向き合うことになります。

写真に背を向けることを静子への嫌悪感として表現したのであれば、正面からアルバムと向き合うことは、静子への好意と表現できるのかもしれません。

離縁した後でも導かれるように静子の元へやってきた静一。

自殺しようとした時ですら静子の姿が頭から離れなかった訳ですから、アルバムの写真を見ることをきっかけに、また静子に強く好意を寄せ、依存するようになることは十二分にありえる展開なのではないかと思っています。

 

血の轍131話ネタバレ確定速報

血の轍131話は10月14日発売の『ビッグコミックスペリオール(小学館)』に連載されました。

静一のリアクションがポイントになると考察してきましたが本誌の内容がどのようだったか内容を確認していきたいと思います。

 

血の轍131話ネタバレ確定速報|静子の子供時代

次の展開は意外にも静子の子供時代へ遡ることとなりました。

静子の幼少期は両親と共に祖父母と同居していました。

当時は4、5歳ごろまで農作物(トマト、なす、きゅうり、とうもろこし)や野生の動物(にわとり、猫)といった自然に囲まれ生活しています。

同居していた静子の両親が祖父母のことを嫌っていたことが原因で祖父母の元離れて新しい生活を始めることになります。

新しい生活はお父さんが拾ってきたお面、時計、人形、桶、車輪といった人工物に囲まれた生活となりました。

これまでとは対照的な暮らしです。

さらに静子が6歳の時、妹の悦子が産まれました。

それを機に両親の愛情が妹に注がれるようになり静子は「いらない子」扱いを受けることになりました。

そんな後ろ向きな感情の中、静子は世の中を恨み始めるのでした。

 

血の轍131話ネタバレ確定速報|静一の反応は?

そんな静子の過去の話を静一はずっと黙って聴いていました。

話の合間合間に目を見開いた静一がカットインされています。

静一が唯一反応を示したのは静子の「いらない子」という言葉に対してです。

これは第33話「いらない」のなかで、吹石との関係を邪魔する静子に対して静一が放った言葉と重なりますね。

自信が過去に静子に向けた言葉だったので頭の片隅で覚えていたのでしょうか。

 

まとめ

この記事では、「血の轍131話のネタバレ」についてまとめてきました。

嵐が迫るなか、言われるがままに静子の家に泊まって行くことになった静一。

同じ部屋で眠りにつこうとする中で、ふと静一は離婚後の静子の生活がどのような暮らし出会ったかを聞いてみました。

静子は色々な仕事を転々としながら孤独に暮らしてきたことを知りました。

孤独な暮らしのなかで、ふとしたときに蓋をしていた静一との記憶を思い出したのです。

そんな過去の生活を話終えた静子は、大事に取っておいた静一のアルバムを彼の元に持ってくるのでした。

結果としては静子の子供時代を振り返る内容になっていました。

また黙って話を聞く静一が今後どのような反応をするのかも気になるポイントですね。

血の轍は今後の展開が読めない漫画なので色々な展開を考えるのがとっても面白いですよね。

これからますます面白い展開になっていく血の轍から今後も目が離せませんね。